とふるちゃんのトリリンガル育児日記

2.5リンガルの母(東大法学部卒、弁護士)によるトリリンガル育児奮闘記(になる予定)です。

9ヶ月赤ちゃんの成長記録

先日娘が9ヶ月になりました!!

そしてついに、娘が産まれてからの日数が、おなかの中にいた日数を超えました。最近は本当に色々なことができるようになって、言葉や物事を理解している素振りも見せるし、すっかり外の世界に慣れてきたんだなという感じです。

そこで、これまでに娘ができるようになったことを備忘として記録してみたいと思います。

 

・一人でおすわり

・高速ズリバイ

・高バイの動き(なぜか普通のハイハイは全然しない)

・つかまり立ち(数秒)

・伝い歩き(2、3歩)

・音楽に合わせてリズムよく体を揺らしたり手足を動かしたりする

・パチパチ(パチパチしてと言われたときだけでなく、上手、えらい、すごい、ごちそうさまなどの言葉にも反応。また、嬉しいときや楽しいときに自発的にパチパチ)

・バイバイ(バイバイしてと言われたときや、誰かに手を振られたときだけでなく、誰かがその場から去ろうとするときなどにも自発的に手を振る)

・バンザイ

・おいでおいで

・取ってほしいものを指差す

・ママ、パパと発声(特に、ママが側を離れたときや抱っこしてほしいとき、明確にママに向かってママと呼ぶ)

・たまにママの発言を真似して発音(これは気のせいかも)

・ウェットティッシュを渡すと、ママの真似をして自分でお手手をふいたりテーブルやマットをふいたりする(ごくたまに、ママのお口をふいてと言って顔を差し出すとお口をふいてくれる)

・ママにチューしてと言うと、たまに頬にお口を押しつけてチューしてくれる(ごくたまに、何も言わなくても自分からチューしてくる)

・◯◯は?と聞くとその人や写真、物の方向を向いて見る(パパ、ママ、じぃじ、ばぁば、絵本、鳥のモビール、風鈴、ボール、ぬいぐるみなど)

・(ぬいぐるみなどを)トントンしてと言うと、トントンしてくれる

・ダメ!と言うと動きを止める、ダメと言われた物に近づくときママをチラチラ見て様子を伺う

・ママが運動をしていると動作を真似する(寝転がって足を上げ下げするなど)

・歯磨きの真似をする

・スプーンと器を自分で持とうとする

・ミラクカップで自分で飲む(他のコップやストロー飲みはまだできない)

・たまにわざと大声を出して、大人がわっと驚くふりをすると大喜びする

・自分で絵本を持ってきて読んでほしそうにする

・自分で絵本のページをめくる

・『きんぎょがにげた』(絵本)を読んで、きんぎょはどこ?と聞くと指差してくれる(最初の数ページのみ。あとの方の絵が多い難しいページではできない)

・オモチャをフリフリ、カチカチして遊ぶ

・型はめパズルに自分でマルをはめる(四角や三角はまだできない)

・積み木を崩して大喜びする

・「ちょうだい」「どうぞ」のやり取り遊び

・オモチャのラッパを吹く

・大きいビニールボールを転がしてあげると両手でキャッチ

・小さいものや細いものを指でつまむ

 

そろそろこれができるかな?できるかも?という視点は、実母の経験則と下記のような表が与えてくれました。

http://www.town.hokuryu.hokkaido.jp/pdf/sukusuku/5.pdf

発達に合ったオモチャは、こどもちゃれんじベビーのものが優秀だと感じました。申込み時に3ヶ月上の月齢のものが届くように手配しましたが、タイミングとしてはちょうど良かったです。

 

もうこんなこともできるようになったの!?と今いちいち大騒ぎしていることが、2〜3ヶ月後には当たり前になっているだろうなと思ってちょっと寂しかったり…日々新たな成長を喜びつつ、今限定のかわいさをじっくり目に焼き付けていきたいなと思っています。

6ヶ月赤ちゃんの1日ルーティーン

娘が先日8ヶ月になりました!娘が産まれてから時間が過ぎ去るのが本当に矢の如しです…。

今回は備忘もかねて(かなり前に書きかけてしばらくブログをサボっていたこともあり)、6ヶ月のときの平均的な平日の1日ルーティーンについて書いてみたいと思います。

 

6:30 起床

6:00に起きて自分の身支度を済ませた夫が起こしに来てくれます。ちなみに現在、私はリビング横の子供部屋で、娘のベビーベッドの側にお布団を敷いて寝ており、夫は夫婦の寝室のダブルベッドに独りさみしく寝ています。娘は6:30より早く目覚めてしまうことも多いですが、我が家ではあくまで6:30が起床時間と位置づけ、それまではなるべくそのまま寝室で暗い中静かに過ごすようにしています。

 

6:30〜7:30頃 朝の儀式、洗顔など

私が夜間授乳や夜泣きの対応をして眠い日は、特に予定がなければ少し二度寝をさせてもらいます。その間、娘のお世話は夫の担当です。

まずリビングのカーテンを開けます。このとき、娘のお手手を持って一緒にカーテンを開けてもらうようにしています。次に、窓辺で日光浴をして、窓に貼ったデコシール(季節のイベントごとに貼り替えています)や、鳥のモビールを見ておしゃべりをします。それから、日めくりカレンダーをめくりながら、月・日・曜日・その日の天気を教えます。うちでは↓このカレンダーを使っていますが、娘の顔写真を入れられてかわいいし、毎日絵柄が変わるので、会話のきっかけにもなってgoodです。

続いて、DWEのCDをかけ流します。そのあと、おむつを替えて、お湯で濡らしたガーゼでお顔や首まわりをふいて保湿剤を塗るなどの肌ケアをし、パジャマからその日のお洋服に着替えさせます。なお、その日のコーディネートは夫が選びますが、お出かけの予定などがあって着せたいお洋服があるときは、私が前日に選んで置いておくようにしています。

 

7:30頃 授乳

私が起床し軽く身支度を済ませてから、娘に授乳します。その間、夫は朝食を食べたり洗い物などの家事をしたりします。

 

8:00 夫出勤

私は娘と一緒に玄関までお見送りをします。夫が家を出る際は必ず娘のお手手を持って、「パパにバイバイ〜」と言いながらフリフリします。これをやっているうちに娘は自分でバイバイができるようになりました。夫の出勤後は、娘と一緒に遊ぶなどして過ごします。

 

8:30頃 お昼寝①

最近の娘の活動限界時間は2〜3時間で、1日3回30分〜1時間・トータル2〜3時間くらいお昼寝をします。いまだに抱っこでしか寝ないので、抱っこひもに入れて寝かしつけをしています。いつになったら1人でベッドでお昼寝してくれるようになるんだろうか…。娘が寝ている間、私はこっそり朝食を食べるか、(座ると起きてしまうので)立ってウロウロしながら読書などをすることが多いです。

 

10:00頃 離乳食①

お昼寝から起きて少し遊んだら離乳食の時間です。離乳食については前の記事に書きましたが、最近は好き嫌いが増えたのか、さらに食べムラが多くなってきました。近所の小児科の開院時間との関係で、お初食材は1回食のときに食べさせるようにしています。娘が1口食べてくれるたびに大げさに喜んで拍手してほめまくっていたら、娘もいつのまにかお手手パチパチができるようになり、嬉しい・楽しい・おいしいときにパチパチしてくれるようになりました。

 

10:30〜12:00頃 ばぁば保育園

近所に住む実母に、娘をちょくちょく預かってもらっています。これを我が家では「ばぁば保育園」と呼んでいます。母は娘をたいそうかわいがってくれていて、たくさん中国語で話しかけてくれるので、トリリンガル育児的にもとても助かっています。預けている間、私は家に戻ってコーヒーをゆっくり飲んでひと息ついたり、家事をしたり、仕事関係の作業をしたりします。

 

12:00頃 授乳

私は母の家に行き、娘に授乳をし、母と一緒に昼食を食べてから、娘を家に連れて帰ります。

 

13:00頃 お昼寝②

2回目のお昼寝です。

 

14:00頃 お散歩

お昼寝から起きたらお散歩に行きます。お気に入りのコースとしては、近所の公園に行って、帰りにスーパーなどに寄ってお買い物をして帰ることが多いです。お散歩中は、一緒にお花を見たり、ワンちゃんに挨拶をしたりします。

 

15:30頃 授乳

お散歩から帰ったら一緒に遊ぶなどして過ごし、3回目のお昼寝前に授乳をする感じです。このへんは毎日時間がまちまちです。

 

16:00頃 お昼寝③

3回目のお昼寝です。1、2回目のお昼寝が遅かったり長かったりした場合は、3回目のお昼寝をしない日もあります。

 

17:00頃 離乳食②

2回目の離乳食です。2回食の方が比較的よく食べてくれるので、特に食べさせたいもの(鉄分やたんぱく質が豊富な食品など)は2回食にもってくることが多いです。

 

17:30頃 絵本タイム

離乳食を食べ終わったら、一緒に窓から外を見て、「おつきさまこんばんは」の絵本の内容を暗誦します。それから、娘のお手手を持って一緒にカーテンを閉めます。そのあと、絵本をだいたい4冊くらい(日本語2冊、英語または中国語2冊)読みます。娘は絵本が好きではないようで、すぐに私のお膝から脱走を図り、また集中して聞いてくれることも稀なので、4冊が限界です(涙)。読む絵本は、自宅のものと図書館から借りたものの中から適当に気分で決めますが、娘が気に入ったものがあれば何日も連続して同じものを読んでいます。

 

18:00頃 お風呂、保湿など

お風呂の用意をします。娘が2〜3日連続うんちをしなかった日は、綿棒浣腸をします。お洋服を脱がせたら、ベビースケールで体重を測り、お風呂場に連れて行きます。お風呂は、大きい浴槽を嫌がるので、未だにリッチェルのバスマットで洗ってから、小さいベビーバスで沐浴形式で入れています。洗うときは、DWEのお風呂の歌を歌い、お湯に浸かっているときはお風呂英語ポスターを一緒に見ながらABCの歌を歌ったり、(前の記事のとおり)中国語の歌を歌ったりして遊んでいます。少し手足をマッサージすることもあります。

お風呂からあがったら、髪を乾かし、全身をよく保湿して、パジャマを着せます。それから、お耳と鼻のケアをして、歯磨きをして完了です。

 

18:30頃 おやすみの儀式、授乳

ベビーベッドの上に吊るしてある動物のモビールを見ながら、動物1匹1匹におやすみを言ってから、就寝前の授乳をします。うちにはこのDJECOのモビールが2つありますが、新生児のときから気に入って眺めていて、グズったときに見せてあやすと少し気分が変わって機嫌を直すので、本当に買ってよかったです。

 

19:00頃 就寝

授乳で寝落ちすることが多いですが、19:00〜19:30頃に就寝です。娘は背中スイッチ強めなので、ベビーベッドに置くまでは気が抜けません…。

 

6ヶ月〜7ヶ月のときはこんな感じで1日を過ごしていました!本当は19:00以降の夜が長いのですが、そこは割愛します(笑)。少し前のことなのに、もう懐かしい感じがします。これからも、ちょくちょく記録していきたいと思います。

歌うトリリンガル育児

私が育児において今のところ一番助けられているものは、「歌」です。

自分自身も学生の頃バンドを組んでボーカルをやっていたくらいなので歌が好きなのですが、娘が産まれてから、それまで以上に歌の力を実感するようになりました。娘は、グズっているときでも歌えば泣き止むし、歌いながらあやせばニッコリ笑うので、何かあればすぐ歌っちゃう、という状況です。

小さい頃、ディズニー映画やミュージカルではなぜ突然歌い出すんだろう?と思っていましたが、今では納得です。歌の力は強いので、普通のセリフよりも人に感情や気持ちが伝わりやすいのだと思います。

 

我が家では、娘がグズりがちな場面ごとにお決まりの歌が(それも複数)あります。お着替えの歌、おむつ替えの歌、離乳食の歌、散歩の歌、スーパーでお買い物するときの歌、お風呂に行くときの歌、お風呂で洗うときの歌、歯磨きの歌、寝るときの歌などなど。

トリリンガル育児を目指しているので、日本語、中国語、英語の歌いずれもあります。童謡だったり、オリジナル替え歌だったり、DWEに出てきた歌だったり。その中でもお気に入りの中国語の歌を紹介しますね。

 

おむつ替えの歌

好一个可爱的小屁股
好一个可爱的小屁股
软软绵绵 圆又圆
又香又白 人人夸
让我来把尿布摘下
给你换一下
小屁股呀小屁股

中国の有名な「茉莉花」という民謡の替え歌です。本来はジャスミンの花の美しさを讃える歌なのですが、娘のお尻のかわいさを讃える歌に変更しています。

ちなみに無料翻訳サイトにかけてみたら、最後の「小屁股呀小屁股」(小さなお尻、という意味)の日本語訳が、「ケツケツ!ケツケツケツ!」と出てきて爆笑しました。

 

くしゃみの歌

大象大 老鼠小

大象就怕老鼠咬

老鼠钻到象鼻子里

痒得大象打 啊嚏!

娘がくしゃみをしたとき、この歌の「痒得大象打 啊嚏!」(くすぐったくてゾウさんがハックション!という意味)のフレーズを言うと百発百中で笑ってくれます。

 

お風呂に浸かるときの歌

你拍一 我拍一 一个小孩座飞机

你拍二 我拍二 两个小孩画画儿

你拍三 我拍三 三个小孩爬高山

你拍四 我拍四 四个小孩学写字

你拍五 我拍五 五个小孩跳跳舞

你拍六 我拍六 六个小孩拍皮球

你拍七 我拍七 七个小孩滑滑梯

你拍八 我拍八 八个小孩吹喇叭

你拍九 我拍九 九个小孩在游泳

你拍十 我拍十 十个小孩念唐诗

お風呂に浸かって10数えるときに歌っています。数字のところと文末が韻を踏んでいて楽しいですし、数字を覚えるのにもちょうど良いかなと思います。娘がちょっと大きくなってお話できるようになったら、お風呂で自分で歌ってもらおうと思っています。

 

お昼寝の歌

丢 丢 丟手绢

轻轻地放在小朋友的后面

大家不要打电话

快点快点抓住他

本来はハンカチ落としで遊ぶときの歌なのですが、うちではお昼寝のときに歌ったらなぜかよく寝たので、お昼寝のときの歌になってしまいました。

 

こんな感じで日々歌いながら育児をしています。

娘も将来歌が好きになってくれたらいいな、一緒にカラオケとか行けたら楽しいだろうな…と、気が早いですがわくわくしています。

おすすめの歌など、コメントで教えていただけたら嬉しいです。

6ヶ月赤ちゃんの知育的離乳食

娘が6ヶ月半になり、離乳食もスタートして1ヶ月半ほどになりました。

我が家では、6ヶ月になる頃から、とにかく栄養が足りるように!という観点から、補完食の考え方を取り入れて離乳食を進めています。知育や言語教育を頑張ると言っても、そもそも栄養が足りなかったら育つものも育たないんじゃ…?という発想です。例えば鉄分やビタミンが足りないと、赤ちゃんがグズりがちだったり言葉や運動機能の発達が遅くなったりすることもあるらしいので、知育の基礎として栄養が何よりも大事だと考えています。

 

補完食の進め方

補完食は、従来の離乳食に比べて進め方の自由度が高く、その分逆にどうしていいかわからないという側面があるように思います。

そこで私は以下の3冊の本を参考に進めることにしました。

『体、知能がグングン〜』は、補完食のコンセプトや栄養の大切さを理解するのには非常に良いですが、レシピは初期から生クリームやバターを使うなど、少し攻めすぎと感じました。『赤ちゃんのための〜』はわかりやすく、従来の離乳食とのバランスがとれた本だと思いました。『離乳食は作らなくても〜』はさらに具体的なBFの活用法などが載っています。

 

食材ごとの食べさせてよい目安時期、食材の特徴や調理法などを調べるのは、ステップ離乳食のアプリが便利でした。クリアした食材にスタンプが押せるので、スタンプラリー感覚で楽しく進められる点や、家族と共有できる点もgoodです。

‎「ステップ離乳食 -赤ちゃんの成長にあった食材と準備-」をApp Storeで

 

ちなみに、最近では赤ちゃんの自主性を育て、成長発達を促すと言われているBLWという離乳食の進め方もあるそうです。知育ママとしては気になるところですが、私は心配性な質で窒息がかなり怖いため、自分の精神衛生を考え、BLWには手を出さないと決めました。

 

栄養足りてる?

我が家の離乳食は、今のところ主食は基本的にGerberのライスシリアル、和光堂、キューピー、オイシックスなどBFのパンがゆ、野菜入りおかゆオートミールなどをローテしています。主菜(たんぱく質系)は、基本的にしらす、お豆腐、ツナ水煮ペースト、白身魚ペースト、鶏ささみペースト、牛赤身肉ペーストをローテし、たまに鶏レバーペーストを加えています。また、現在卵を進めている途中なので、毎日1回進度に従った量の卵黄をちょい足ししています。副菜(野菜・果物系)はなるべく色々な食材をランダムにあげるようにしています。主菜と副菜は、BFと自分で作ったものとが半々です。

 

鉄分やたんぱく質を意識したメニューにしているつもりですが、本当に足りているのかわからないので、我が家のある1日の離乳食を例にとって、栄養価を計算してみました。(なお、BFについては、商品パッケージまたは商品サイトの栄養表示から計算しています。自分で作ったものについてはネットで食材の栄養素を調べましたので、正確ではないかもしれません…)

 

(例)3月2日の離乳食

1回食

①BF野菜のおかゆ(できあがり量)35g(エネルギー18kcal、鉄0、たんぱく質0.37g)

②お豆腐20g(エネルギー12kcal、鉄0.16mg、たんぱく質1g)

③BF和風だし2.5g(エネルギー9.5kcal、鉄0.36mg、たんぱく質0.17g)

④BFきゃべつとりんごペースト10g(エネルギー1kcal、鉄0)

⑤卵黄5g(エネルギー20kcal、鉄0.31mg、たんぱく質0.85g)

小計:エネルギー60.5kcal、鉄0.83mg、たんぱく質2.39g

 

2回食

①BFライスシリアル5g(エネルギー20kcal、鉄:2.25mg、たんぱく質0.33g)+粉ミルク40ml(エネルギー27kcal、鉄0.32mg、たんぱく質0.6g)

しらす5g(エネルギー10kcal、鉄0.04mg、たんぱく質2g)

③BF 緑の野菜とさつまいも15g(エネルギー7kcal、鉄0、たんぱく質0.19g)

④いちご5g(エネルギー2kcal、鉄0)

小計:エネルギー66kcal、鉄2.61mg、たんぱく質3.12g

 

計:エネルギー126.5kcal、鉄3.44mg、たんぱく質5.51g

 

離乳食初期における母乳から得られる栄養と必要量のギャップは、女の子の赤ちゃんの場合、エネルギー162kcal、鉄4.2mg、たんぱく質8gとのこと(『赤ちゃんのための〜』参照)なので、不足分はエネルギー35.5kcal、鉄0.76mg、たんぱく質2.49gということになります。

ガーン(死語)!!けっこう足りてない!!

しかも、娘は食べムラがあって完食しない日も多いので、さらに不足分は多そうです。

エネルギーと鉄分のギャップを埋めるなら、チート的にGerberのライスシリアルをさらに1日2gほど増やせばよいかもしれませんが、それでは依然としてたんぱく質が不十分なので、お肉かお魚を1日5g程追加するのがよいかもしれません。1回の量を増やしても食べ切れない可能性が高いことを考慮すると、思い切って早くも3回食に進み、小分けで食べさせるという手も考えられます。しかしながら、離乳食の量が増えてこの月齢で哺乳量が減ってしまうのも困るし…と、悩みは尽きません。

当面は、まずは卵の食べられる量を順調に増やし、また、大豆をクリアしているので、きなこやBFの納豆パウダーなどをちょい足しし、ナッツ類が大丈夫そうならそのうち無糖ピーナッツバターやごまペーストなども使って栄養価を底上げしていこうかなと思っています。

 

何か良い方法があったら是非コメントなどで教えていただけると嬉しいです。

私の育児の先生

私には歳の離れた妹が1人いるのですが、私と妹を知る人からはよく言われる言葉があります。

 

「お母様に会いたい!どうやってとふるちゃんと妹さんみたいな姉妹を育てたのか聞きたい。」

私は東大法学部卒で弁護士をしており、妹は国立大学の現役医学部生で、2人とも日本語と中国語が話せて英語も少しできる2.5リンガルなので、このスペックが子育て中のお母さんたちには刺さるようです。

 

どんなふうに勉強したの?と私たちに聞くのではなく、どんなふうに育てたの?と母に聞くのか、と最初は少しびっくりしましたが、巷では「子ども全員を東大理三に入れたママ」や「子どもを医者にするための方法」といった表現があふれているので、子どもの学業的成功は母親の功績、とみなす風潮はまだまだ強いようです。

 

うちの母は、自分の老後の安泰のため、法曹業界と医療業界のどちらが不景気になってもリスクヘッジできるように、子ども2人のうち1人は弁護士、1人は医者に育てようと思ったの!といつも半分冗談で言っていました。が、思い返しても私と妹は自分の意志で進路を決めた記憶があり、母に強く誘導された印象はありません。

一方で、母の話を聞く限り、小さい頃から自然と能力を伸ばすような取組みを色々としてくれていたようです。また、勉強の成績や習い事などについてもかなり厳しく育てられましたので、確かに母の教育が現在の結果に繋がった可能性は高いと思われます。特に、私たち姉妹が日本で生まれ育ち、普通に日本で教育を受けてきたにもかかわらずバイリンガルに育ったのは、完全に母の努力の賜物だと思います。

母のおかげで今の自分たちがあると思うので、素直に感謝しています。また、特別な知育をしなくても、母をお手本に同じような取組みを行えばとりあえず大丈夫かな、という謎の安心感があります。その意味で、私は母を育児の先生と考えています。

 

うちの「タイガー・マザー」

ちなみにうちの母は、少し前に賛否両論を巻き起こしたエイミー・チュアの『タイガー・マザー』と驚くほど共通点が多いです。初めてこの本を読んだとき、「まんまうちのお母さんじゃん!」と爆笑してしまいました。やはり中国系マザーってこうなりがちなんですかね?

この『タイガー・マザー』を読まれたことがある方ならだいたい想像はつくと思いますが、母の教育には、口撃や体罰など、現在の基準からすればかなり不適切な手法も多々ありました。

また、主に母の攻めた育児手法のせいで(と私は思っていますが)、以前の記事にもちょっと書いたように、私と母の愛着形成はあまりうまくいっていませんでした。

「愛着形成」について考える - とふるちゃんのトリリンガル育児日記

 

そのため、母は私の育児の「反面教師」でもあります。

 

私の大好きなヤマシタトモコ先生の『違国日記』というマンガに、「良きものは継承し、悪しきものは断ち切ろう」という名言が出てきます(巻数は忘れてしまいました)。

 

私も、母の教育手法の良いところは承継しつつ、悪いところは断ち切っていきたいなぁと思っています。

このブログでは今後、機会があればうちの母の育児・教育手法も紹介していきますね。

5ヶ月赤ちゃんDWEイベント初参加レポ

先日、DWE(ディズニー英語システム)のイベントに家族3人で初参戦してきました!

結論から言うと楽しくて大大大満足でした!

 

0歳赤ちゃんとお出かけがしたい

イベント参加の動機は、生後5ヶ月の娘と一緒にお出かけがしたい!でした。

0歳赤ちゃんを連れて行けるスポットってけっこう少なくないですか?公園、図書館、ショッピングモール、水族館、ファミリー向けのレストランやカフェ… 授乳室やおむつ替え台はあるか、寒かったり暑かったりしないか、泣いても大丈夫な雰囲気か、家からのアクセスは… などと考えていたら行き先はさらに限られてきます。公園はまだ寒いので、毎週図書館からのショッピングモールが定番(マンネリ)コースになってきており、何か娘に良い刺激を与えてあげられる楽しいお出かけ先はないかしら?と思っていました。

その点、DWEのイベントは元々小さいお子さん向けなので、赤ちゃんを連れて行くにはぴったりです。全国各地で開催されているので家からのアクセスも問題なし。英語イベントなので母の知育欲も満たされます。そして、娘が4ヶ月のときに、赤ちゃんも入場できるミニクラシックコンサートに試しに参加してみたところ、30分以上おとなしく音楽を聴くことができていたことも決め手になりました。

 

予習バッチリ

DWEイベントでは、そのイベントで歌われるソングリストがあらかじめ公開されています。

我が家ではDWEをフルセットで買ったはいいものの、教材の進みは牛歩だったので、歌を予習することで普段の取組みのモチベーションにつなげるねらいもありました。実際ねらいどおり、イベント前2週間くらいはソングリストを見ては対象のCDを何遍もかけて、ソングリストの歌だけでなくそのCDの歌も(私が)ほとんど歌えるようになっていました。CDをかけ流すことで、音楽が娘の耳にも少しは入ったのではないかと思います。

 

歌って踊って最高でした

そして当日。授乳やお昼寝の時間も頑張って調整し、万全の態勢で臨みました。

クラシックコンサートはおとなしく参加できていたとはいえ、大きい着ぐるみのキャラクターや大音量での音楽には泣いてしまうのではないか?と覚悟をしていたのですが、予想に反し、全く泣くことなく1時間ちょっとを過ごすことができました。娘は、キャラクターや先生たちが登場した瞬間、身を乗り出し気味でステージを見つめ、歌がかかると時おり笑顔を見せつつ楽しそうにしていました。泣くかもと思って後ろの方の席を確保したのですが、これなら前の方に行っても良かったかなと思いました。

それにしても先生たちは本当にすごいです。子どもたちへの対応も素晴らしいですし、1時間ステージでしゃべり歌い踊りっぱなしで、心から尊敬です。

大きめの会場で参加者もかなり多かったですが、席は前との間に1列ずつ空きが作られており、隣のグループとも席を離して座るよう指示されていたので、感染対策的にもとても安心感があり、また荷物なども空席に置けてゆったり過ごせました。参加者の子どもたちは、娘と同じくらいの小さい赤ちゃんから小学生のお子さんまで幅広く、子どもたちは大きな声で先生の質問に受け答えしたり通路に出て歌ったり踊ったりして、それでいて騒いだり暴れたりする子は全然いなくて、最高な空間でした。娘が何年か後にはあんなふうに自分で立って歌ったり踊ったりできるようになるのか…と思うと胸アツでした。

 

このように、娘の楽しそうな顔が見られて、私も夫も大大大満足なイベント参加になりました。すぐまた行きたい!

赤ちゃんの個性にもよるかもしれませんが、0歳赤ちゃんでも、首が座ってお膝の上で抱っこできるくらいの月齢ならけっこう楽しめるのではないかと思いました。

「愛着形成」について考える

愛着障害の克服』(岡田尊司光文社新書)を読みました。

現役医学部生の妹の本棚にあった本です。学校の授業で、本書の第3章「愛着の発見と、愛着理論の発展」を題材にレポートを書く課題が出たそうです。医学部お墨付きということでお姉ちゃんも読んでみたら?とすすめてくれました。

本書のテーマは、心身の不調や精神的な症状を持つ人が、子ども時代にうまく形成できなかった愛着を修復することで回復を図る、という点にありますが、第3章「愛着の発見と、愛着理論の発展」や第5章「安全基地の条件」は、赤ちゃんとの愛着形成を考えるママたちにとっても参考になる内容だと感じました。

 

印象に残った内容を少しご紹介します。

 

まず、そもそも愛着形成とはどういうことで、なぜ大切なのでしょうか?

この点について、本書では、養育者との安定した愛着は、安心感の拠り所すなわち「安全基地」となり、安全基地を持つことによって子どもは知的、社会的、情緒的経験を積むことができ、健全な発達を遂げ、安定した人格を獲得することに役立つと言っています。

いざというときに逃げ込める安全な基地があることで、子どもは安心して外の世界で冒険でき、外の世界で傷ついたとしても、基地に帰ってきて心を癒すことができるというわけですね。

そして、安全基地となるための条件は「高い感受性と、高い応答性」。いつも目を光らせて、何が起きているかをさりげなく見守り、子どもの変化や兆候を見逃さず、求められればマメに即座に反応することが大事とのことです。ここで何よりも大事なのは反応の素早さで、反応が遅いのは大減点、なのだそうです。

私は割と心配性で、娘がぐずったり泣いたりするとすぐ飛んでいってしまい、構いすぎだから余計甘えん坊になってるんじゃないの?と人に言われるなどして少し気にしていたで、これは心励まされる記述でした。

 

一方で、ハッとさせられる記述もありました。高い応答性とは、ニーズに合わせて臨機応変に対応することであり、必要以上に干渉したり過剰に反応したりすることはかえって子どもを不安にすることもあるということです。

私は自分の母親が過干渉支配型タイプのため辛い思いをした子ども時代だったので、自分は娘に対して、求められれば即座に応えるが、求められない場合は手を出さない、放っておく勇気も持つことを肝に銘じようと思います。

また、私はどちらかというと感情の起伏が激しく気分にムラがある人間で、娘が同じように泣いていても、自分に余裕があるときとないときで対応が違ってしまっているという自覚がありました。このような場合も、子どものニーズとズレやすく、かえって不安を与えてしまうことがあるので、気をつけなければと思いました。

 

なお、この本を読んだことで思わぬ副作用(?)もありました。

私が自分の母親と、いかにうまく愛着形成できていなかったかを実感させられたという点です…。そして本書によると、傷ついた愛着は次世代に伝播するらしいのです。母親との間にある複雑な感情が、自分と娘との関係に影を落とさぬよう、私は私の傷ついた愛着を自分で修復していく必要がありそうです。自分の機嫌は自分でとりなさい、って言いますもんね。

 

その他にも、安全基地になれない人の特徴や、子どもの問題行動への対応方法などが書かれていて、育児の参考になると思いました。

娘がもう少し大きくなったらまた読み返したいと思います。